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アメリカは破産していない(マイケル・ムーア)

 投稿者:まっぺん  投稿日:2013年 9月 1日(日)14時13分50秒
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  マイケル・ムーアがウィスコンシン州のデモで行った素晴らしい演説がありますよ。実にポイントを押さえていて、しかもユーモアも交えている。「デモクラシー・ナウ」から字幕をコピペします。(以下)

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2011年3月7日「デモクラシー・ナウ」より
ウイスコンシン州では知事の提案した財政再建策が公務員の団体交渉権を脅かしています。民主党議員の議会ボイコットに知事は逮捕命令を出しました。予算承認のための定足数は20名、共和党の議席は19です。予算が増え成立なら大量解雇だと知事は組合に通知しました。州職員たちは空前の規模の反対集会を開いています。教師、消防士、警察官、学生など数万人が州議事堂に結集し、反対を表明しています。議事堂前に集まった数万人の前でマイケル・ムーア監督が訴えました。


(マイケル・ムーアの演説)
 米国は破産していない。権力者はウソをついている。年金を諦め、賃金カットを受け入れ、曾祖父の暮らしに戻れと言うためだ。米国は破産していない。大ウソだ。この国には富と金があふれている。皆さんのところに無いだけだ。史上最大の窃盗によって、労働者や消費者の手から銀行や投資家の資産に移っただけだ。今この瞬間、たった400人の米国人が、国民の半分を合わせたよりも多くの富を持っている。
もう一度言いましょう。大マスコミは一度でいいからこの事実を伝えてほしい。欲張りは言わない。一度だけでいい。むかつくほど金持ちの400人は、ムバラク大統領そっくりだ。2008年の金融救済措置で数兆ドルの税金に救われたのに、今や彼らが持つ現金や株式や財産の総額は1億5000万人以上の米国人の資産の合計を上回る。(恥を知れ! 恥を知れ!の声)これは不道徳だ。

 もしも、これを金融クーデターと呼ぶ勇気がないなら、自分の気持ちを裏切っているということだ。そう考えたくない理由もわかる。少数の人間が公共の金の大半を懐に入れ、雲隠れするのを許したのだと認めることになる。それが意味するのは余りに屈辱的な事実だ。我々は少数の金持ちに尊い民主主義を引き渡してしまった。ウォール街と銀行と一握りの大企業が今日この国を動かしている。

 ウィスコンシン州で蜂起が起きるまでは、私たちは無力感にとらわれていた。現状にどう対処すればいいのか全くわからなかったからだ。もうすぐお払い箱になりそうな州知事と同じように。
 私も高校までしか学歴はない。でもね、ウォーカー知事。私の高校時代は「経済」が必須科目だった。取らなきゃ卒業できない。そこで学んだことがある。おカネのなる木などない。ヤシの木は別だけどね。おカネが増えるのは私たちが生産するときだ。人がまともに働いて給料をもらい、要るものを買うと増える。おまけに雇用も増える。

 おカネを増やすには優れた教育制度が必要だ。それが優れた新しい世代を生み出す。次世代の発明家や、企業家や、芸術家や、科学者や、思想家が、地球全体のためになる素晴らしい考えを生む。それがまた雇用を増やす。そうすれば税収も増える。
 しかしカネを独占する少数の連中は、公平に割り当てられた税金すら払おうとしない。税金を払うくらいならウォール街で賭博をする。株価や住宅ローンの上げ下げを賭け事にしているのだ。そして国中の人を苦しめる。富が世の中に循環しないからだ。

 ばかにしているのは、税金も払わないこの連中が私たちの経済を破壊し、さらに失業を増やし税収を低下させたため、ウィスコンシンのような州が「財政危機」に陥ったことだ。しかしウィスコンシン州は破産してなどいない。これは過去10年間の3大ウソの1つだ。

 3つの大ウソとは何か。
 ウソその1「ウィスコンシン州は破産した」。
 ウソその2「イラクには大量破壊兵器がある」。
 ウソその3「ファーブ不在のパッカーズはスーパーボールで負ける」。

 皆さん。この国は破産していない。おカネはいくらでもあるのだ。いくらでも。いくらでも。権力者が隠しているだけだ。厳重に警備された自分の屋敷の井戸に隠したのだ。やつらは自覚している。自分たちの行為が犯罪だということを。いつの日か国民が富を返せと言い出すことも。だから、やつらは国中の政治家を買収し、自分たちの利益を代弁させる。
 でも万一に備え、壁で囲った住宅地に住んでいる。豪華な自家用機を満タンにし、エンジンをかけたままその日に備えている。来ないでくれと祈りながら。この国を返せと国民が言いだすその日が来ないように、金持ちどもはずる賢いことを2つしている。

 1つめは情報の統制だ。マスコミを所有することにより、多数の貧しい米国人にアメリカンドリームを信じ込ませ、手下の政治家に投票させる。君も金持ちになれるかも知れない。努力さえすれば米国では夢がかなうと。
 作り話がそれらしく見えるよう、都合のいい例も用意した。貧しい少年が裕福になる物語。ハワイに住む母子家庭の少年が大統領になる物語。高卒の男が映画監督として成功する物語。
 だまされちゃいけない。やつらはこんな物語を朝から晩まで繰り返し聴かせる。秩序をひっくり返されたくないから。きみだって、いつか金持ちや大統領になれる。オスカーだって取れるかも。メッセージは明白だ。頭を低くしてコツコツ働け。波風を立てるな。いつかは金持ちになれるから、金持ちを守る政党に投票しよう。

 金持ち連中の考えた2つめの策は、誰もが避けたい劇薬を作ったことだ。世界を破壊する最終兵器。この大量経済破壊兵器を2008年9月に突きつけられ、私たちはたじろいだ。経済や株式市場が急激に悪化し、銀行が世界中に詐欺商品を売りさばいたとバレると、ウォール街は脅迫をつきつけた。税金をよこせ、さもないとこの国の経済をつぶす。地面に叩きつけてやる。
 「地面に叩きつけてやる」。こんな行為には名前がある。「テロリズム」だ。これはテロ行為そのものだ。カネを出せ、さもないと貯金も年金も取りあげる。カネを出せ、さもないと国は財政破産だ。カネを出せ、さもないと仕事も家も未来もなしだ。
http://democracynow.jp/video/20110307-4
 
 
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